至聖ヘルスケアコラム
自身も回りも守る!マスクについての正しい知識
2021年01月14日
マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ上で高い効果を持ちます。
咳やくしゃみ等の症状のある人だけではなく、症状等がない方でも積極的にマスクを着用しましょう。
ご自身の予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられます。
しかし、屋外などでは相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる予防効果はあまり認められていません。
いずれにしても、マスクの特性を理解し正しい着用方法を守ることが大切です。
正しいマスクの着用方法
マスクの効果を得るためには正しくつける必要があります。
顔との隙間がないように顔にフィットするサイズ・形のマスクを選択し、必要に応じてゴムを結ぶなど顔にフィットさせる工夫が必要です。
正しいマスクの装着方法
- 鼻と口の両方を確実に覆います。
- ゴムひもを耳にかけます。
- フィットするように調節します。
せっかくマスクを装着していても、あごや鼻が出ていたり、隙間があるとマスクの効果を得ることができません。
正しい装着方法でマスクを使用することが重要です。
不織布マスクの勧め
日常で使用するマスクは『不織布マスク』をオススメしています。
布マスクでは自身の吐き出す飛沫量は不織布マスクと同等程度に防ぎますが、他者からの飛沫量の防御にはあまり効果がありません。
またウレタン製のものは自身吐き出す飛沫量も50%程度、他者の飛沫量の吸い込みも30%程度しか防ぐことができません。
フェイスシールドやマウスシールドは吐き出し飛沫量や吸い込み飛沫量の双方で、効果がない事がわかります。
現在は、ドラックストアなどでもマスクは簡単に入手可能です。
是非、不織布のものをお勧めします。